yonesuke’s diary

日々精進

物性若手夏の学校

8月5日~9日で岐阜で行われた第64回物性若手夏の学校に参加してきました。
会場はぎふ長良川温泉ホテルパークでした。

物性若手夏の学校は今年で64回目を迎える、全国の物性を研究する学生を中心に集まる一大イベントです。講義やセミナー、ポスターセッションを通して様々な最新の研究にふれることが出来ました。

講義では竹内先生のKPZ普遍クラス -厳密解と実験が奏でる非平衡のスケーリング則- というタイトルのの講義に参加しました。KPZ方程式の理論的な解析に始まり、実験的検証を見せてもらうことが出来、非常に有意義でした。参考文献として挙げられていた次のレビュー論文を載せておきます。
An appetizer to modern developments on the Kardar–Parisi–Zhang universality class

特別講義では蔵本先生の同期現象と縮約というタイトルの話を聞くことが出来ました。ご自身のこれまでの研究の話をユーモアを交えて話して頂いて、とてもおもしろかったです。

夜の座談会では講義で来ていただいていた先生方の話を聞くことが出来ました。特に竹内先生の話が衝撃的でした。研究者としての厳しさを知ると同時に、本当に楽しい職業なのだな、というのが伝わってきました。(竹内先生のブログが参考になります。)

今回はじめて夏の学校に参加しましたが、実に充実したものになりました。来年以降に参加しようか迷ってる方がいればぜひ参加することをおすすめしたいと思います!!

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ホテルの晩ごはん
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ホテル横の長良川