ポアソンの式の一般化
こんにちは、よねすけです。
今回はポアソンの式の一般化を試みたいと思います。
そもそもポアソンの式とは、理想気体の断熱過程において圧力と体積が
証明は熱力学第一法則を用います。すなわち内部エネルギーの変化と与えられる熱量と仕事の間には
次にこれを一般の過程におけるものとしてこの保存量を求めてみましょう。一般の過程における比熱をとします。考える温度の範囲内で比熱が一定であるとすると、
この一般化されたポアソンの式を用いるといろいろな過程に関する比熱を求めることが出来ます。例えば断熱過程においてはなのでです。等温過程においては理想気体の状態方程式からなのでと考えることが出来ます。また等積、等圧変化の場合にがそれぞれに一致することも確かめられます。
今回の記事を書くにあたっては下の本を参考にしました。
- 作者: 久保亮五
- 出版社/メーカー: 裳華房
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 104回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
それでは。